愛知県中小企業家同友会の「子供おしごと体験」にスタッフ(受付)として参加しました。

「子供おしごと体験」とは「地域とともに歩む同友会」の視点のもと、中小企業の仕事を子供知ってもらい、企業として地域をよりよくしていく貢献をしようというものです。
吹上ホールで行われ、今年もたくさんのお子さんと保護者、そして同友会の中小企業が参加されて盛大に行われていました。

自分は、昨年からスタッフ(受付)として参加させて頂いています。
吹上には仕事柄よく行きますが、朝の5時半に吹上に行ったことは初めてです。
その分、自分なりにいろいろな気づきがあったのでメモをしておきたいと思います。

一つ目は「問題点をしっかり突き詰めれば必ず改善できる」ということです。
昨年もスタッフとして参加しましたが、いろいろな条件が重なり予想以上の人出となり、誘導や受付や体験ブースで混乱がありました。

その混乱の原因を追究し徹底した改善にプロジェクトチームが取り組んだ結果、とてもスムーズな運営になっていました。
プロジェクトチームの努力は大変なものだと思います。

自分も企業のコンサルをするときに現状分析から問題点の発見と改善を行いますが、これほど見事に改善ができた例を目の当たりにしたことはありません。
見事な改善を目の当たりにし、自分の現状分析から問題の発見と改善の追及の甘さを感じました。

二つ目は「手作りのブース集客の工夫」です。
これはそれぞれの企業のプレゼン能力の高さを感じました。
中小企業ということでお金をかけて派手なパフォーマンスをするこはできません。
しかし、一社一社の独自のプレゼンテーションの工夫は学ぶべきところがたくさんありました。

ブースの前に立ち止まってもらう工夫、ブースでの体験を子供に喜んでもらう工夫、その見て保護者が嬉しいと思う工夫…このような工夫が積み重ねられていました。
ブース出展の際の手作りの集客と満足の工夫を学ぶことができました。

三つ目は「運営スタッフの臨機応変な対応とチーム力」です。
自分がスタッフとして参加したこともありますが、「運営スタッフの臨機応変な対応とチーム力」も大きな学びでした。

当然ですが予期せぬトラブルは起きます。
しかし、それを臨機応変な対応とチーム力でカバーしている様子を、自分もその一員として感じることができました。
大切なことは指揮命令系統と情報共有、そして信頼関係だと感じました。