大阪のIT企業さんで「人に教える技術」研修をしました。
この企業さんでは、今年度2回目になります。

他所も含めて、なんだかんだで「人に教える技術」が今年度1番回数をこなした研修となりました。

知識の習得も必要なので座学もありますが、自分たちを振りかえる意見交換の演習は盛り上がります。
みんな「人を教える」ということに関して悩んでいることが、まざまざとわかりました。

「人を教える」 ということの難しさは二つあると思っています。

一つは 「教え方を学んだことがないから、どう教えたらいいか分からない」です。
私もそうでしたが、教える機会はあっても、教え方のコツを学んだことはなく、自分の経験と勘で、なんとなく教えている人が多いと思います。
研修実施の依頼を受けて、教えるノウハウを体系化し、教えるための手順を整理しました。

もう一つは「教えるときには必ず相手がいて、相手に合わせて教えなければならない」です。
同じ教え方をしても、教える相手によって理解度は左右されてしまうものです。
相手がいるから、相手にあわせて柔軟に考えなければならないのですが、それが難しいと感じます。

なんとなく、内容や効果がイメージしにくい研修なので、そこをしっかり伝えていきたいと思います。
まずは、現状数をこなす機会を頂いているので、周知し、内容をブラッシュアップできるとよいと思います。