個人でビジネスをしていると「依頼された仕事を受けるかどうか?」は一つの大切な判断です。

事務所を立ち上げた当初は、仕事を断る余裕などなく、どんな仕事でもやっていたと思います。
そういう状態が何年か続き、どんな仕事でも受けるということの弊害が目立ち始めました。

体力を極端に使って他のお客さんに迷惑をかけたり、自分の目指したい姿に逆行してしまったり…。
そんな状態が目立つようになったのです。

この「どんな仕事でも受ける」のは自分に問題があります。
そもそも、自分のあるべき姿、目的が明確になっていないので、受けるか受けないかの判断基準が曖昧で、その場その場の判断になってしまっているのだと思います。

個人事業主でやっているとこの自由度がありすぎて、判断を誤ることがよくあると感じます。

ただ、こういうことを考えながらも「自分なんぞが依頼された仕事を断るのはおこがましいのでは…」と思うことも正直あります。

そんな中で「心によくないお客さんは申し訳ないけど断る」という言葉を教えていただきました。
とても共感できました。

頭でいろいろと考えることも大切ですが、もう一つの判断として感覚に問いかけるのも有益な判断だと思いました。