「自分が一番欲しい言葉でなく、一番必要な言葉を言ってくれる人」は大切な人だと思います。

耳に痛い言葉ほど、その時に本当は一番必要な言葉なのかしれません。
自分の考えとは違う視点で大切なこと、必要なことを伝えてくれているのだと思います。

意見に賛同してもらえれば、それは嬉しい「欲しい言葉」です。
しかし、相手に賛同する言葉を言うより、相手に耳に痛い言葉を言う方が辛いはずです。

自分にも耳に痛い言葉を言ってくれる人がたくさんいます。
そういう言葉を言われた時はとても落ち込んだ気分になります。

耳に痛い言葉を言ってくれる人は、こちらを想って言ってくれていることがほとんどです。
言われて落ち込んだ後に、相手は何を伝えたかったのかもう一度考えてみます。

すると、相手が本当に伝えたかったことが見えてくる場合があります。
その時には、耳に痛い言葉から、自分にとって必要な言葉になっていきます。

人と会話をしていて思うのですが、相手がストレートな回答を教えてくれることはあまりありません。
相手との会話から自分が何か大切な教訓を得るのは、その後の自分自身の振り返りなのではないかと思います。

庭のトマトが少しずつ色づいてきました。