情報化とは何か?

当事務所における情報化とは、コンピュータを使うことだけではありません。書類を整理して、その内容を使えるようにすることも情報化の一部と考えます。

情報化とは、経営課題を可視化(整理と見える化))し、ITという道具を活用し、課題解決に経営情報を活用することです。つまり、「コンピュータを設置して、ソフトウェアを導入すること」ではなく、「情報を何らかの目的で活用するための、仕組みを作ること」と考えています。それには、ハードウェア、ソフトウェアの選定よりも、どのような情報が、お客様に成果をもたらすかを考えることが必要です。

例えば、「どんな情報がヒト、モノ、カネを削減するか。」「どんな情報が売上に貢献するか。」「そのためには、どんな仕組みをつくればよいのか。」などを考えます。そして同時に「社員には、どのような教育が必要か。」というテーマにも取り組む必要があります。

中小企業の情報化におけるポイント

将来的にあるべき姿を決め、それに向けて、ヒト、カネ、時間配分を計画的に行うこと。
自分を一番よく知っているのは自分であるので、情報化は自分たちが中心となって進めていくこと。
自分たちの情報化スキルに合った、スピードと内容で情報化を進めていくこと。

これらのポイントを押さえるには「経営課題の可視化」とそれを解決する「情報化戦略の立案」が欠かせません。経営者の方は常に経営課題は頭の中に存在しています。しかし、それを可視化(目に見える形にする)ことは、なかなか出来ていないものです。

当事務所ではまず「経営課題の可視化」をお手伝いさせていただきます。その後で経営課題を解決するための「情報化戦略」を提案し、お客様と一緒に考えて生きます。

場合によっては、経営課題を解決には「組織戦略」「財務戦略など他の切り口からの戦略も必要になることが多々あります。このような場合は、各分野の専門家と協力して経営課題の解決に当たりたいと考えます。

情報化のステップ

当事務所の考える情報化のステップを一部ですが、以下に図示します。自分たちの現状を明確にし、目標に向かって少しずつステップアップしていきます。