名古屋市新事業支援センターでのマネージャー業務の日で、夜は鶴舞図書館での夜間相談会でした。
いろいろな相談があった中で、とても印象的な相談がありました。

結構年齢が高いなという方が、若い社員を2人連れて訪問されてきたのです。
その方から実年齢が90歳を超えているということを聞いて、大変驚きました。そして相談の内容がとても素敵でした。

「若い人たちに生成AIを使って楽しく働いてもらいたい。そのために私にできることは?」というものでした。
その方は「私はAIのことは全然わからない。でも、これからは取り入れていかなくてはいけない」とも話されていました。

その意図が若い人たちへの思いやりであることが伝り、素晴らしい方が相談に来てくださったと感じました。
早速、その企業さんの業務内容から業務の流れのどのあたりで生成AIが活用できるかを説明していきました。

すると、若い社員の方が「実は私、GeminiやChatGPTをすでに使っています」という話をされました。
「説明のこれはすでに使っていて、これはは使っていないので使ってみたいです」というような話になりました。

その年齢の高い方…実は会長さんでした。
そして、若い人たちがすでにAIを使っていることに対して、とても嬉しそうにされていました。

時々ある相談では、若い社員が相談に来ても、経営者の方に「そんなものはダメだ」と弾かれてしまうことの方が多いのが現実です。
そんな中で、この会長さんのような方がいる会社は、きっとAIの導入がうまくいくのではないかと思いました。

この会長さんは「この若い人たちがAIを使うために、私は何をしてあげられるでしょうか」と聞いてこられました。
そこで、例えば有料版への課金や、社内での体制作り、ルール作りといったところについて考えていく必要がありますというお話をしました。

このように経営の意思決定ができる方が、社員さんを幸せにするために生成AIの導入を考えるというパターンは、必ずうまくいくと考えています。
ほっこりする相談でした。