ビジネスカウンセリングである方に相談されました。
「仕事とかが上手くいってる感じですが、なんとなく不安になってしまうことはないですか?」

その方は、起業して間もない方で、私としてはよいスタートがきれた方だと思います。
芯をしっかり持った方で、ビジネスのやり方もよく心得ています。

そんな方が「よくわからない不安になるのです…」と打ち明けてくださいました。
「どういう不安に襲われるのですか?」と質問すると、「漠然としていますが、不安定な将来が不安なのです」とのことでした。

さらに「サラリーマンの時は収入が安定していますが、今はその安定がないのです…」ということでした。
そういう不安は独立を決意した時に払拭をしているのかと思っていました。

そもそもサラリーマンだって様々な不安定の上で生きているはずです。
自分がよくブログに書いている「安定は不安定、不安定は安定」の話をしました。

安定していると思って周囲をよく見ていない時ほど不安定で、不安定と思って周囲をよく見ている時の方が安定しているという話です。
自分もサラリーマンの時にうつ病になり、決して安定ではなかったことを伝えました。

ただ、人はそんなに心が強くないのも事実ですね。自分もいつも不安です。
前を向いている時、気力があるとき、心が疲れていない時は「起業に強い気持ち」でいられます。

でも、ちょっとつまずいてしまったり、皮肉なことに起業のスタートダッシュが上手くいって忙しくなったとき…。
心が疲れて不安が大きくなってしまうことがあるようです。

実は、私も心が疲れると自分の将来がとても不安定に思えてくることがあります。
私も意外と周囲からは順調に見える場合があるようですが、自分は決して順調ではありません。

順調に見える時ほど危なく、危ない時ほど様々な対策を考えるのです。
そういう意味では、「よく不安になる…」というその方は様々なリスクに目をやり、それを受け入れてビジネスをしていると感じました。