一日を通じてChatGPTの日って感じでした。
名古屋商工会議所でのIT相談でしたが、ほとんどの相談で何らかの形でChatGPTが関連してきました。

直接的にChatGPTの質問をされることも多かったですが、相談者の問題解決に役立つのでこちらから紹介する機会が多かったです。
特に、SNS運用効率化と仮想ペルソナによる市場調査に関しては、ChatGPTでの具体的な解決策につながりました。

「検索」用途で使うような間違いをしなければ、使えば使うほど業務効率化・生産性向上ツールとしての凄さを感じます。
ただ、プロンプト次第ですので、上手く自分の想いが伝わらない時もあります。

プロンプトの試行錯誤は、人と相対しているようでもあり、コンピュータと相対しているようでもあります。
ただ、原因と結果がそこに現われるので、自分自身のロジカルコミュニケーションのスキルを確認するのに役立っています。

名商での一日の相談が終わってから、夜は中部産業連盟の診断士養成課程の講師でした。
基本的に演習パートに入っていますが、参考で「ネット集客」と「ChatGPT」について話をしました。

これまで自分の検証し使えるプロンプトは、ほぼすべてを受講者にお伝えをしました。
愛工大の学生にも言いましたが、生成AIの重要性はこれからますます高まっていくと考えます。

今後は生成AIを使いこなし、それよりもレベルの高い成果物を創り出していく必要があります。
今まで以上に頭をフル回転して、人が考えるべき部分を深く考えていきたいです。

ツールの進化により一時的に世の中が混乱したことは、過去の歴史でも多くあります。
しかし、それはやがて当たり前になっていき、結果として「過去のシガラミに捉われた人」が淘汰されてしまうこともあります。

名古屋商工会議所でもアンケート結果を見せて頂きました。
アンケートのフリーアンサーがここまで書きこまれているのは正直初めてで、「ChatGPT」への関心の高さを感じました。