毎年恒例の中部大学趙先生の講義である「ベンチャービジネス論」に呼んでいただき話をさせて頂きました。
今年度は「ChatGPTで変わるビジネスシーン~生成AIを活用するポイントと留意点~」がテーマです。

趙先生の「ベンチャービジネス論」は人数がとても多く、同じ内容を2クラスに向けて行われており、自分も同じ内容を2回話しました。
それぞれのクラスで反応や質問も当然違うので2回美味しいって感じです。

「ベンチャービジネス論」の講義で「ChatGPT」について話す上で2点注意をしました。
ひとつは「ビジネスモデル構築に役立つ使い方」、ひとつは「学生としてどのようにAIと向き合うか」です。

「ビジネスモデル構築に役立つ使い方」に関しては、「アイデア発想」や「市場調査」のプロンプトを中心に説明しました。
また、戦略立案に向けて「フレームワーク活用」のプロンプトも伝えました。

今回はあまり話せませんでしたが、新機能の「コードインタプリタ」は、アンケートの分析やオープンデータの解析などのEXCELデータの分析で威力を発揮すると思います。
多くは無料版の「CPT3.5」を使っているので、「プラグイン」や「コードインタプリタ」の説明は控えめです。

また「学生としてどのようにAIと向き合うか」は先日出された文科省の「ガイドライン」を踏まえて説明しました。
生成AIの活用として適切な場面、不適切な場面の理解が必要です。

愛工大の学生にも「生成AIは必須になるので、そのリテラシーを高めて大いに利用する」と言っています。
ただ「どうしたら最強の一般論であるAIよりも、相手が唸る成果物が創れるかを考えてね」って付け加えます。

まぁ、ChatrGPTが出てくる前よりも、その利用を前提として考えたら「期待度」が上がります。
その「期待度」に応えるには、生成AIを活用し、前よりも自分の頭を捻る…大変な時代になってきていると感じます。