今週も今日のビジネスカウンセリングも含めて、たくさんの人の話を聴く機会がもらえました。
2日間の「アイデア発想研修」がありましたが、発想テーマが「業務改善」だったのでそこでもミニコンサルのようになりました。

いろいろな人の話を聴き、自分なりに頭を捻って、言葉を返しているとある問題にぶつかります。
それは、人のことで頭がいっぱいになり、いつの間にか「自分の本当の気持ち」が分からなくなってしまうことです。

相手の話に没入しすぎているということで、コンサルタントとしてもカウンセラーとしても減点要素です。
相談の合間で、自分への仕事の依頼の意思決定をすることがありますが「自分の本当の気持ちは…?」って迷うことがあります。

自分が相談の時には「相手に共感したい」と願って話を聴きます。
ただ、無意識のうちに「共感」が進んで、「一体」の気持ちになってしまうことがあります。

相談者が悲しい気持ちの時に完全にシンクロしていることがあり申し訳ないです…。
自分にも自分の意思決定をしないといけない場合があり、その時は「自分の本当の気持ち」に戻す必要があります。

自分が頭と感情を切り替え「自分の本当の気持ち」を知るためにしていることがあります。
それは「自分は…」「私は…」って主語を付けて考えていることを口に出すだけです。

そのような主語を付けて発言すると、「自分の本当の気持ち」から外れた発言は、なんとなく心に「違和感」を感じます。
「違和感」がキャッチできれば、少なくとも自分は本心からその言葉を発していないということになります。

「自分の本当の気持ち」を知る取り組みで意外な気付きがありました。
自分に対して不本意であっても無理に納得しないといけないときに「違和感」をよく感じます。

自分の中にある「大義」とは、全く別な深層心理の「感情」の部分です。
自分でもよくわからない「自分の本当の気持ち」に素直になるのは、自分にとっては結構難しいことかもしれません。

だからこそ、自分に対しては今の行動や発言が「自分の本当の気持ち」から外れていないかは検証したいです。
「自分の本当の気持ち」から外れないようにし、自分の心を傷けないようにしたいです。