コンサルは気になった課題を全部あげ、経営者は優先順位を気にして課題をあげる…とある経営者に言われました。

コンサルは、とにかくちょっとでも気になった課題を全部あげようとする…とのことでした。
一方の経営者は、全部できないことを知っているので 優先順位を気にして課題をあげる…と言われていました。

上手いことをいうなぁって思いました。
コンサルや経営者をひとくくりにしてはいけないですが、そういう傾向というかイメージがあるかもしれません。

コンサルって、気を付けないと頭でっかちになってしまい、気になったら言わざるを得なくなってしまう時があります。
(自分も気を付けないと…)
一方、経営者は資源が限られていることを知っている(痛感している)ので、とにかくやらなければならないことを優先する方が多いと思います。

思い当たるふしがある自分は、ちょっと恥ずかしい気持ちになりそういう表情になりました。

すると、その経営者が言いました。
「いえ、そういう意味で言ったのではありません。 私たち経営者はとにかくやらなければならないことしか見えないので、気がつかない細かいリスクも指摘してほしいのです」…頭が下がります。

こういう、すごい中小企業経営者がたくさんみえるのをいつも痛感し、とても勉強になっています。
それをコンサルに反映していきたいですね。