年明けに行われる生成AIセミナーの資料をアップデートしていました。
今年はGoogleが最後の最後まで色々な面白いことをやってきてくれておりワクワクします。3つほどありました。
1つ目は、GeminiからNotebookLMのノートが呼び出せるようになったことです。
これまでNotebookLMは、自分の頭の中を壁打ちして、そこに自分の知識を入れ込んで、その中で閉じて思考を整理するという目的で使っていました。
ただし、1つのノートブックに閉じているので、そこから情報をつなげて派生させるということはできませんでした。
今回、GeminiからNotebookLMのノートを呼び出せるようになったことによって、いくつかあるノートブックの自分の考えを横断的に深掘りできるようになりました。
2つ目は、NotebookLMにデータテーブル機能が追加されたことです。
これは情報の構造化を実現する機能です。自分の考えや複雑な情報をマトリックス形式に整理してくれます。
そこには足りないもの、重複しているもの、構造的に整理されたからこそ見えてくるものが出てきます。
さらに、その見えてきたものをそのままNotebookLMで問いかけたり、Geminiで深掘りしたりすることもできるようになりました。
3つ目は、Gemini(Gems)でワークフローAIのOpalがついたことです。
これまではAIエージェントのサービスとして独自で動いていました。それがGemsを新規に作るという時に、そのままOpalが動くことになります。
自分がGemsで作りたいことをプロンプトで問い掛ければ、そのままワークフローAIが作られます。
試しに自分の過去のブログの特徴を読み取って、自分の独り言から、自分の新しい画像付きのブログを作るワークフローを作成しました。
自分のブログの個性を引き出しながら、自分の言いたいことをある程度抜き出し、そこから自分らしいブログを作ってきました。
こういうワークフローは簡単に作れるとなると、これからの業務自動化の大きな視点になるのではないかと思います。
Googleは、これまでいろいろなAIがバラバラ出てきているなぁ…と思っていました。
ところが、ここにきてそれらや他のGoogleツール新しい組み合わせになって、他にない価値を演出しています。ワクワクしてきます。




