先週の日曜日にパオパオは先生の許可がおりて、約一か月半ぶりに近所の公園に散歩に出かけました。
カートでの移動ですが、外に出られて嬉しそうにあちこちのキョロキョロ見ていました。

今週は月曜日から大阪、水曜日から盛岡を出張が続いていましたが「パオパオの調子はいいよ」と連絡を受けていました。

ところが、金曜日の夜に盛岡からほぼ最終で帰ってくると、かみさんから「今、大須です。」と短いメッセージが…。

この瞬間に「あ、その時が来たか」と思いました。
大須には名古屋市獣医師会の「夜間動物緊急診療所」があります。
夜間であっても、名古屋で唯一緊急手術まで対応できる動物病院です。

途中まで帰っていたのですが、あわてて大須に移動しました。
どうやら「ドレーン(抗がん剤投与のために体に入った管)」に白っぽいドロッとしたものがたまっていて、かみさんが急性腹膜炎になってしまったのではないかと思ったそうです。

診察の結果は、急性腹膜炎にはなっていないとのことで一安心でした。
大須に緊急搬送されたら「もうダメ」だと思っていたので、もう会えないかと思いました(;^_^A

日曜日は日本動物高度医療センター(JARMeC)に診察に行きました。
「怖い宣告をされるのでは…」とドキドキしていきましたが、検査の結果は良好でした。

白っぽいドロッっとしたものもなくなっており、サラサラになっていました。
念のために細菌検査に回してもらいましたが、状態は良好なので2回目の抗がん剤治療を行いました。
パオパオは抗がん剤が効きすぎる体質なので前回の半分の量だそうです。

「胸と腹が同時に膜のガンになる仔はほとんどいない。…いるけど見つかったときは既に亡くなってしまっています」とのことでした。
また「ここまで、抗がん剤が効く仔もほとんどいません。ガンの進行をかなり抑えています」とも言われました。

パオパオが生きるように頑張っているのが伝わってくるので、こっちも頑張らないといけないです。