ある経営者の話でとても勉強になったことがあります。
その話に自分なりの解釈と脚色をつけて書きます。

レンガを積む作業をしている人に「何をしているか」聞いた時の回答で、その人の仕事への意識がわかるという話でした。
ある人は「レンガを積んでいる」と答えたそうです。
また、ある人は「安全のための境界を作っている」と答えたそうです。

ただ単に「レンガを積んでいる」と答えた人にとっては作業であって工夫の余地は無いです。
しかし「安全のための境界を作っている」と答えた人にとっては、安全のための工夫をいろいろと入れられますね。

同じ仕事であってもその向かい方(意識)で、その品質は全く変わると思います。

その経営者はこうも言っていました。
仕事の前後を意識してもらう…ということです。

通常考えると、前は仕入先、後ろはエンドユーザーです。
もちろん組織内での前後の部署もあると思います。

前後の仕事を意識するのは業務フローでの改善の基本です。
実は金曜日の朝一の「時間管理」と「業務フロー」研修の為に松坂に移動してきています。

偶然かもしれませんが、この経営者の方の話はとても有益で研修で伝えたい内容です。
タイムリーな気付きをもらえて嬉しい時間でした。
ありがとうございます。