いつもくり返し書いていますが、それぞれのキーワードがつながった時が、少し理解が進んだ時なのだと思います。

バラバラにキーワードを理解している状態は、キーワードが膨大な量に感じてしまい全体を理解することはとても大変に感じます。
そして、本来の理解自体は表面上しかできていないので、薄っぺらい理解になっています。

また、バラバラに理解していると自分なりの考察ができず、覚えた言葉を繰り返すのに精一杯です。

そんな状態からキーワードを何回も反復したり別の切り口で教わったりしていると、不意にキーワードとキーワードがつながることがあります。
その際に、一つのキーワードにぶら下がっていた周辺知識もつながります。

これが状態が「点で理解」していたことが「面の理解」に一歩拡がったということだと思います。
それぞれのキーワードがつながった時は、少し理解が進んだ気持ちになり、腹に落ちた感じがします。

ただ、大切なことは、一気に「面の理解はできない」ということだと思います。
不毛だと感じても一つ一つのキーワードを大切に「点の理解」を積み上げていかないと、「面の理解」に拡げるのは難しいと感じます。

この連休はずっと事務所にこもってセミナー資料の作成をしています。
いろいろとため込んでいるので、少しづつでも進むと嬉しいです。

2月に予定されている「ITトレンド」研修の資料もだいぶできてきました。
昨年別所で行った「ITトレンド」研修では、各ITトレンドのキーワード説明になってしまったので、全面見直しをしている最中の研修です。

「IoT」「AI」「クラウド」などの各ITトレンドのキーワード説明は「点で理解」していることなのかなって思います。
今回は「DX」というキーワードで、各ITトレンドのキーワードをつなげて理解してもらえるように工夫しています。

これで、ようやく「DX」というIT活用の大きな潮流を「面の理解」として腹に落とせるのだと思います。

「DX」は未だに「バズワード」だと思っていますが(しつこい…)、少なくとも「最新のITを使いこなす」ことではありません。
「自社のビジネスモデルのどこに『選ばれる理由』があって、それを強化するためにどう『ITを活用』するかを検討する」と考えると、腹に落ちます。
そのためにはITトレンドのキーワードである「IoT」「AI」「クラウド」…などが登場することもあります。

「DX」を自社のビジネスモデルに組み込むにはステップがりますが、それは長くなるのでまた日を改めて書きたいと思います。

最近、出かけないので、夜の散歩の写真ばかりになってきました(^^;)
この場所は、競馬好きならわかるかなぁ。