週末の他愛もない話をだらだらと書いてしまいました…。

ある依頼で「創業者向けガイドブック」の自分の担当分「デジタル化」の部分の執筆を担当することになりました。
12月中旬納期なのですがようやく書き始めることが出来ました。

「デジタル化は慣れたテーマなんでサクッと書ける」って正直思っていました。
Wordで10ページ程度と言われているので、あわよくば1日で書き上げてしまおう!という目論見です。

まずは「デジタル化」の章立てを書き出し、4章立てに整理できました。

1)売上を上げるためのデジタル活用(ネット集客)
2)コストを削減するためのデジタル活用(業務の仕組化)
3)リスクを回避のためのデジタル活用(セキュリティ)
4)DXという考え方をどうとらえるか

大体のイメージは伝えられていましたが、実際の章立てを考えたら「膨らむ。膨らむ、妄想が…」の状態です。

「シンプルにまとめよう!」と書きたいことを減らしている作業中、些細な気になるキーワードを思い出し、そこからまた「膨らむ。膨らむ、妄想が…」。
そして根本的な問題…「あれ、Wordで10ページだっけ? 原稿用紙10枚だっけ?」と致命的な迷いまでも…。

「Wordで10ページ」と「原稿用紙10枚」では大きな違いです。
そもそもWordで10ページって思い込みはいいけど「文字数設定は? わー、困った!」と言う状態です。

ようやく始められた「創業者向けガイドブック」の執筆は、内容ではなく前提条件で早くも暗礁に乗り上げたのでした。
こんな時は「現実逃避の2mm刈りだ!」と、前回の2mm刈りから3週間しか経っていないのにまた刈ってきました。

よく分かっている床屋の方も「仕事、行き詰まりましたか?」と声をかけてくれました。
「1mm行きますか! 大丈夫ですよ!」という景気の良い言葉には「ちょっと待って」と自分をコントロールするスキルは残っていました。

頭が軽くなって帰ってくると、かみさんが「おうちワ〜ケーション」として風呂も入れてくれ、「ワインも準備したよ」と超気がきく言葉です。
ふとワインを見ると、かみさんが既に頂いた部分が消費されていました。

その後は思考回路も快調になり「創業者向けガイドブック」は、それなりに進みました。
とりあえず「Wordで10ページ」で書き上げて、「原稿用紙10枚」なら削ろう…という覚悟もできました。

いざとなったら、いつものように「参考資料」作戦で…と考えましたが、今回はできないです。
ただ、自分の文章が溜まっていくのは、後々にいろいろな使い道があるので「それもよい」です。

困ったときは、一旦立ち止まって、頭と体をリフレッシュしてから再始動がよいですね。
困った状態の頭と体で前に進もうとしても、結局はほとんど進まないし、下手すると後退してしまいます。