空が青く向こうの方まで見えて気持ちいい日でした。
名古屋商工会議所で午前中はエキスパート派遣、午後からIT専門相談でした。

ビジネスモデルの相談を受けていて思うことですが「人生の背景・経験・挫折などが差別化要因」になる場合があります。
…というか、結構多いです。

人の過ごす人生には、背景・経験・挫折などの体験が当然あります。
その体験での学び、気づき、知識、防衛などからの生み出されたビジネスモデルは、やはり説得力があると思います。

もちろん、そうでない「差別化要因」のビジネスモデルで成功している場合も多くあります。
ただ、本で読んだ、コンサルに言われたという理由で、とってつけたような「差別化要因」よりもとても強いと感じます。

ここ数日ですが「守破離」の「離」に至るビジネスモデルによく出会います。
自分自身学び、気づき、知識を自分の流儀で組み合わせて発展させた自分自身の「あり方」スタイルのビジネスモデルです。

当然、自分の流儀で組み合わせて発展させたビジネスモデルなので、まだ人に知られていないことも多いです。
ただ、その人しかない「あり方」のビジネスモデルなので、受け入れられれば強いです。

「差別化要因」を誰か別の人がすることに挿げ替えたとしても成立する場合は「差別化要因」としてはまだ弱いかもしれないです。
その人だからそのビジネスをする理由に共感で来たときは、すっとビジネスモデルが腹に落ちてきます。

自分も「うつ病」の経験から、今の傾聴中心のコンサルスタイルになりました。
一部の人にはそれが結構、受け入れられているようです。

万人に受けるビジネスモデルは必要ありません。
自分に共感してもらえる人に認められるビジネスモデルがつくれれば、それこそ真の「差別化要因」が含まれているのだと思います。