愛工大「インターネットのビジネス活用」もいよいよ第14講で最終演習です。
第14講、第15講は「起業家から学ぶビジネスプラン」となり、起業家の話を伺ってから演習を行います。

すでに中間演習で「起業家から学ぶビジネスプラン」を行いましたが、その際に学生には多くのことを感じてくれたようです。
残りの2回の最終演習も多くのことを感じて、自分の将来を考える一助にしてほしいです。

これらの演習は単に「演習問題を考える場」ではなく、「起業家の体験を感じる場」として欲しいと伝えてあります。
この起業家らから学ぶ演習で感じてほしいことは三つあります。

一つは目は「起業家の実際の体験を聴き、『起業するとは?』」を感じてほしい」です。
二つは目は「ビジネスを理解し、さらによくするためのアイデアを考えてほしい」です。

三つは目は「アイデアを出す際に、これまで学んだことを振り返る機会としてほしい」です。
中でも、一つ目の「起業家の実際の体験を聴き、『起業するとは?』」を感じてほしい」への想いが強いです。

これは「いきなり起業してください」という意味ではないです。
就職して組織の一員になったとしても、起業家精神は重要であり、むしろその立場だからこそ忘れない欲しいです。

これからは、「個の時代」になり、一人一人が考え動くことが必要です。
誰かの指示でその通りに動くだけの仕事は、なくなりませんが価値が下がってしまう可能性があります。

そういった意味で、常に「自分のあるべき姿は何?」と一人一人が考えることが大切になります。
今回の「えいぷら」代表である庄司さんの話は正しくそういう話でした。

庄司さんの各グループ発表に送られた、温かくて考えさせるコメントは宝物です。
また、一生懸命に試行錯誤した学生たちの発表も宝物です。双方をつなげて聴ける自分は恵まれています。