今週は新事業支援センターに入り浸っています。夜はそのまま鶴舞図書館の夜間相談会に参加してきました。
1日を通じて感じたのは、画像生成AIの相談が本当に多くなったということです。
画像生成AIは、今年最も進化した技術の一つだと考えています。
できることが一気に広がり、その品質も格段に上がりました。特に日本語のテキストを画像内に自然に入れられるようになったことは大きな進歩です。
チラシやバナー制作など、ビジネスでの実用性が一気に高まりました。
ただし、実際にビジネスで使おうとすると、どうしても壁にぶつかります。
それは「どのような画像が欲しいのか」というイメージをうまく伝えることの難しさです。
最初は、どのように問いかければいいのか分からない、問いかけても自分のイメージと違うということが結構あります。
ここでポイントなのですが、「自分のイメージと違う」と感じられること自体が実は重要なのです。
なぜなら、それは自分の中にすでに明確なイメージがあるということだからです。
…であるならば、それを言語化して伝えるよりも、もっと効率的な方法があります。
簡単に試せる二つの方法を紹介します。
ひとつ目の、自分が作りたい画像に似た画像を参考にして、それをリミックスしてもらう方法です。
元画像との類似性や著作権の確認は必要ですが、自分のイメージに近いものを探して、それをベースに新しい画像を作ってもらうのは比較的スムーズです。
もうひとつの方法は、私自身がよく使っている方法です。
それは紙に落書きをして、自分のイメージをラフスケッチにして、それを生成AIに読み込ませて作ってもらう方法です。
これであれば、自分のイメージをそのままAIに伝えることができます。
あとは対話形式で微調整を重ねていけば、かなり自分の欲しい画像に近づけることができます。この試行錯誤のプロセスが楽しいです。




