Zoomで一件の個人コンサル(ビジネスカウンセリング)以外は、事務所にこもって資料作成&事務処理をしていました。

自分にとってコンサル(相談)は、現場の情報を収集する場として、とても重要です。
今回もそうでしたが、やっぱり前向きな人と話すことは、自分の活力にもなっていきます。

ただ、そんな自分にとって重要な相談の場でも、異様に疲れてしまう時があります。
それは、「他人」「世の中」「不運」への不満を語るだけの人の相談を受けた場合です。

助言系ビジネスでは「当たり前」のことですが、自分はめったにそういう相談に遭遇しません。
自分はつくづくお客さんに恵まれていると感じますが、時には「不満を語るだけの人」にも遭遇します

多くの場合はその不満を語った後に「前向きな話」に進んでいきます。
相談の導入部分として大切なフェーズなので、自分もその話をしっかり聴くようにしています。

しかし、通常は「前向きな話」に進むのですが、不満がループする人に出会うことがあります。
「他人」「世の中」「不運」への不満をループして延々と語り続けるのです。
そして、ループしているうちにだんだんと感情がたがぶっていくようなのです。

そんな状況になりそうな場合は、爆発する前にループと止める目的で問い掛けをします。
「なんでもいいです。自分にできることはありませんでしたか?」という問いかけです。

ここで、「はっ」と気付く人もたくさんいます。
一方で、この問い掛けが油を注ぐ結果になることもあります。

「はっ」と気付く人は、前向きな対応策を自分なりにイメージされ「前に進める人」です。
油を注ぐ結果になる人は、ずっと「他責」のままで「前に進めない人」です。

どんな状況になっても「自分にできることが何もない」ということはないと思います。
小さなことでも「自分にできること」を見つけれれば、それをすることで「前進」できると思います。

ずっと「他人」「世の中」「不運」のせいにするのは、結果として自分自身を苦しめてしまうと思います。
「他人」「世の中」「不運」のせいにする前に「自分にできること」を考えたいですね。

夜は久々の「こてっちゃん1人鍋」で温まりました。
そして、夜の散歩。