夏の若手社員研修も3日目を迎えました。1日かけて、画面などのデザインを体感してもらいました。
若手社員の皆さんにがとても熱心なので明日で終了してしまうと思うと、正直なところ寂しい気持ちです。

一足先に終了したのが、中部産業連盟の診断士養成課程でした。
この養成課程では、最終日に必ず話しする内容があります。それが「社会性」と「経済性」という考え方についてです。

昔、友人から教わった言葉に「経済性のみを追いかけたら敵ができた。社会性を追いかけたら味方ができた」があります。
とても共感できる言葉です。

自分だけの経済性を追いかけていると、気がつけば敵だらけになってしまいます。
言葉は悪いですが、自分の収益だけを考えてビジネスをすると、儲けることでの妬みなども出てくるということです。

しかし、ビジネスを自分だけでなく、仲間、業界、地域など社会性に意識を向けることができれば、自然と味方ができるのです。
なぜなら、一緒にビジネスを発展できるからです。

それで自分に問いかけていきたいことがあります。
それは「社会的に求められる仕事なのか」「社会的に意味のある仕事なのか」ということです。

「今だけよければ」「自分さえよければ」「お金さえあれば」という考え方では、本質を見失ってしまう可能性があります。
一方で、診断士として活動していく以上、経済性(収益)もとても大切であることは間違いありません。

この「社会性」と「経済性」のバランスを意識することが、とても大切だといつも感じています。
自分の養成課程のパートは終わりですが、診断士の業界は狭く後に診断士として一緒に仕事をさせて頂くことは多いです。

またお会いできる日を楽しみにしています。
なかなか体力・精神的にピークな状態が続いていますが、たくさんの人と会えて話せるので乗り切れそうな気がしています。