富山情報総合センターで「リームリーダー、OJT担当者のための人に教える技術」研修でした。
富山はとても良い天気で、朝の「神通川」からの眺めがとてもキレイでした。

毎回、いろいろな業種、個性の方たちが集まる講座なので、ディスカッションが楽しいです。
今回も様々な悩みが聴けて、一緒に解決のヒントを模索できたのが嬉しかったです。

実は、富山から帰る途中に北陸線が「列車がお客様と接触」で停まってしまいました。
途中車掌さんが目的地の確認に回って見えて、一瞬名古屋までたどり着くのか不安になりました。

動き出すまで見通しがたたないとのことで、時間を持て余してしまいました。
焦っても仕方がないので駅弁を食べながら、「リームリーダー、OJT担当者の人に教える技術」研修を振り返ってみました。

この講座は、2011年にある研修期間から依頼を受けて企画した研修です。
依頼はリームリーダー、OJT担当者に向けて、ティーチング、コーチング、カウンセリングを組み合わせて「人に教える」ことを多面的に伝えてほしい…というものでした。

前半がティーチング、後半がコーチング&カウンセリングの構成のコンテンツを作成し、2012年9月に1回目が行われました。
つまり、今年でちょうど10年目になります。

年間で一日コースは5回ほど、二日コースは3回ほど安定的に実施される人気講座に成長してくれました。
結構、実施している感じがするので数えてみたところ、10年間で日本各所で約100回ほど実施をしていることがわかりました(結構やってるなぁ)。

実はこの講座は、自分の中でも最もプレッシャーのかかる講座のひとつです。
なぜなら「教える技術」の研修なのに、「講師、教え方下手!」って受講者に言われたら泣きそうだからです。

幸い、これまで一度もそのようなアンケートはありませんでした。
しかし、いつも微妙なプレッシャーを感じています。

そして、自分の友人には講師業の人がたくさんいますが、自分より明らかに教え方が上手い人が多いです。
そんな人たちを見習い手本にしながら、自分を高めていかないといけない研修のひとつです。

こんなことを考えていたら停まっていた特急「しらさぎ」も約70分の停止で動き出しました。
名古屋に帰り着りついた時はほぼ終電になっておりヘロヘロでしたが、無事に帰りつけてよかったです。