愛工大の「インターネットのビジネス活用」講義も8回目で、いよいよ折り返しの「中間演習」です。
今年度も名古屋の老舗回転寿司チェーン様に事例を提供いただきました。

業務紹介の動画もお借りして、お魚「卸」から寿司「小売」までの流れをイメージしてもらいました。
事例を提供いただくお礼として、学生の「よい意見」をフィードバックさせてもらっています。

学生の「よい意見」とは、学生らしい意見と言えます。
実際の消費者目線で、経営学部として学んだ知識を踏まえてアイデアを出してもらっています。

今回は「SWOT分析」「ネット戦略」「キーワード選択」という、やや堅めの演習課題です。
次週は「SNS活用」「動画活用」「自由なアイデア発想」なので、学生の本領発揮です。

これは、老舗回転寿司チェーン様に学生の意見を受け入れてくれる信頼があることが大きいです。

初年度に、学生から「突然、寿司レーンが逆回転する」という意見が出ました。
この意見を伝えてよいか迷いましたが、学生がしっかり考えた意見なので、そのまま伝えました。

これが「大喜び」されました。
安全性の面から、まだ実現していませんが、こういう意見は企業内では出しにくいものです。

こういう意見を受け入れてくれる企業風土は本当に好きです。
「アイデアを出す」「受け入れる」と「アイデアを実現する」のは思考が別物です。

ただ「アイデアを出す」「受け入れる」がないと、「アイデアを実現する」にはつながりません。
選択肢としてのアイデアをいきなり否定しない企業風土が、これからの変化の激しい世の中を生き抜くための条件かもしれないですね。

大学講義に関して、もうひとつ嬉しいことがありました。

講義の最後には「最終演習」があり、今年も2人の起業家に話をいただくお願いがしてありました。
さらに、もう1人が話してくださることになりました。

なので、今年の最終演習は3人の起業家にお話をしていただくことになります。
最終演習が2回から3回になったのでカリキュラムを見直しますが、3人の起業家に「起業の想い」「ビジネスモデルの話」を直接伺えるのは、超贅沢だと思います。

学生にとって「起業の想い」を感じてもらえる時間になればいいなぁって思います。
そして、協力してくださる起業家の皆さんには、本当に「感謝」の一言しかありません。

最近、大学で講義前の授業準備に時間がかかり「いなや」に行けていません。
「みそ中華」が恋しいですが、学食の「家系ラーメン」も美味しかったです。

いつもの「平和公園の里山」で一休みです。
気分がリフレッシュします。