東京新宿の日本テクノセンター様主催で「『図解』を効果的に活用した論理的で相手に伝わる資料作成のコツ」研修を名古屋から配信しました。
以前はよく新宿の会場に行っていましたが、今は全てリモートになってます。

他もそうですが、研修機関が「対面研修」と「リモート研修」を完全に区別し始めていると感じます。
「対面研修」用のコンテンツをそのまま「リモート研修」にスライドするのではなく、「リモート研修」用のコンテンツを新たにピックアップしているようです。

たまたま、自分は「対面研修」と「リモート研修」の両方をおこなっています。
ただ、意識的にカリキュラム、伝え方、板書、演習などは、「対面研修」と「リモート研修」は変えています。

そういえば、以前に別の研修機関ですが、「自分のやっているリモート研修を全て教えてください」と言われました。
「体面研修をリモート対応したものではなく、リモート研修をお願いします」と言われたのが、象徴的な問いかけだと思いました。

同じテーマであっても「対面研修」とは内容をかなり変えた「リモート研修」をいくつかピックアップしたところ、全て実施の依頼がきました。
もう、自分が物理的な時間が確保できないので、半分だけ受けさせてもらうことにしました。

別の研修機関からは、「ブログに書いているこの研修はリモートではできませんか?」と依頼されました。
自分も記憶がなく「いつにやった研修?」ってブログを遡って探しました。

その研修は、リモートというか、オープン研修にそぐわない個別研修向けの内容だったので一旦は断りました。
しかし、結局はリモートのオープン研修向けに演習などをカスタマイズすることで実施することになりました。

「リモート研修」は受講者としては手軽に受けられて、研修機関としてはコストも削減でき、少人数での開催ができます。
そして研修効果も「対面研修」とさほど変わらないのであれば「リモート研修」を研修機関が探しているのも分かる気がします。

「リモート研修」はコロナにおける「体面研修」の代表品ではなくなっていると感じます。
研修も受講者の目的によって「多様化」していのかもしれないですね。

しかし、講師側の立場としては、絶対「対面研修」の方が絶対的に研修効果は高いと思っています。
しかし「リモート研修」を行った後、お礼メッセージ、リピート申し込みが(対面より)入っているとという話を聴いてしまいました…。

もしかしたら、自分って「対面研修」だと、評価が下がるタイプの講師なのかなぁ…と少々複雑かつ凹んでいます。
でも、自分はやっぱり「体面研修」が、好きです。

お昼は前日のマックバリューで半額になっていた「おこわ弁当」です。