午前中は来週の研修・セミナー資料を納期ギリで送り、午後からは名古屋商工会議所でIT専門相談でした。
こんな時代にも関わらず(こんな時代だから?)、起業に関しての相談は多いです。

起業は人生でも大きなチャレンジ(決断)の一つです。
自分も起業はしているのですが、自分のような「起業しか無い」などという追い込まれた状態ではなく、「向かい合ってから起業」してほしいです。

余談ですが、自分はうつ病で会社を退職した後だったので、当時は「うつ病なんて…」って感じで就職の選択肢はあり得ませんでした。
まので、起業しかなかったわけです。

「向かい合ってから起業」の起業をしてほしいので、その相談では「問いかけ」が多めになります。
その問いかけに一般論的な回答は不要で、「あなたしか、その起業ができない理由」を知りたいです。

具体的には、以下のようなことをネチネチ聴きます。
時には「黒い宿澤」がいろいろとネチネチ聴くので、相談者にとっては、訊問的で精神的には「イヤーな感じ」がするかもしれません。

  • あなたは起業の先になにを願っているのでしょう?
  • あなた心は、本当はなにを望んでいるのでしょう?
  • あなたは、それをする過程でなにをウキウキしますか?
  • あなたしか、それをできない理由はなにでしょう?

一応、「なぜ?なぜ?」と絞り込みで聴くとさらに訊問調になるので、「なにでしょう?」と拡がりできくように気を付けています。

しかし、こういうネチネチ質問にも「健やかに」応えられる人も結構いますね。
こういう、多面的に自分のやりたいことと向き合ってきた人とのコミュニケーションは、自分にとっても学びの連続です。

今回相談にみえた方で、新しいビジネスを立ち上げる方が見えました。
相当な市場調査をしつつ、その世界との接触で新たな気づきにワクワクしているようでした。

その方しか、そのビジネスを行えない理由も明確です。
きっとこういうビジネスが成功をするのだと思いますし、こういうビジネスに成功してほしいと願います。

水曜日からの研修で富山に移動しました。
駅前がずいぶん変わっていてビックリしました。

名古屋で仕事を終えてからの移動なので、到着は夜遅くになります。
せっかく富山に来たのに「海鮮」でもなく「ブラック」でもなく、ホテル近くの「駅前ラーメン ひげ」に入りました。
友人に教わったラーメン屋ですが、ここのラーメンは、さっぱりしていて自分的はとても好きです。

夜に富山環水公園を散歩しましたが、もう真っ暗でした。