あいち機構でのマネージャ相談でした。
ちょっと思い当たることのある印象的な相談がありました。

その方は、創業当初に「この曖昧なビジネスプランは危険」と捨てたプランがあるそうです。
そして、さまざまな体験、経験を経て、気づいたらまた同じプランをしようとしていたそうです。
笑ってしまった…と話してみえました。

自分も同じような経験があります。
事務所立ち上げの頃に「こりゃダメだ」と諦めたアイデアをまた実行しようとしているのです。

それで、三つのことに気づきました。

一つは、最初の想いは捨てられないってことです。
起業当初は、ビジネスをまだよくわかっていないことが多いです。

しかし、最初の想いは自分の起業にかける本当の想いであることが多いです。
皮肉なことにプランをブラッシュアップする際に、プランは丸くなり、その想いを忘れてしまうことは多いです。

二つは、ビジネスを一周まわして経験値が上がリ、再び「可能性」を感じたということです。
ビジネスを一周まわすと、たいていが辛い目、痛い目、悔しい目に遭うものです。

それを乗り越えた時「前に諦めたのに、またチャレンジ…」しようとしていることがあります。
それは、経験値が増して、起業時の漠然としたリスクが、想定の範囲内に変化したのかもしれません。

三つは、人は諦めが悪いということです。
自分は「うつ病」回復後に面接すら受けることができす、他に手がなくて起業しました。
こういうパターンは意外と少ないようです。

やはり最初に「やりたい」って想ったことは強いですね。
一つ目と近いかも知れませんが、無意識にビジネスを一周まわして、無意識に強くなった「想い」が復活するようです。

ちょっと前に自分が事務所を立ち上げた18年前の商工会への提案資料が出てきました。
「地域のシステムアドミニストレータ(シスアド)になりたい」っていうのは、今の想いととても近いと感じます。

ビジネスを一周まわして元に戻るっていうのは、意外とあるかもしれませんね。