支援の現場で大切なこととして「相談者とその時間を楽しむこと」という意見を伺いました。
この言葉を聞いたとき、まさに支援の本質だと感じました。

そんなことを考えていたとき、テレビでANZEN漫才のみやぞんさんが語っていた言葉が耳に飛び込んできました。
「苦痛の表情の努力は実らない、楽しい表情での努力が実る」という内容でした。

あまりにも腹に落ちる言葉だったので、思わずメモを取ってしまったほどです。
この二つの言葉が、私の中で一本の線としてつながりました。

支援の場で大切なのは、楽しい表情での努力につながるような支援・助言・応援なのだと改めて気づかされました。
相談者の方が前を向いて歩み出せるような、そんな時間を一緒に作ることこそが支援の本質だと思います。

もちろん、相談の現場がつらいものになることは多いです。
相談者の方が抱えている問題は深刻で、簡単には解決できないケースも多いです。

そもそも相談というものは「困り事があっての相談」なのですから、そちらが基本なのだと思います。
しかし、だからといって相談をする側と受ける側がともにお葬式のようになってしまっては、何も生まれません。

重苦しい空気の中では、新しいアイデアは出てこないものです。
むしろ問題をより深刻に感じさせてしまい、解決から遠ざかってしまうこともあることを経験しています。

ここで大切になるのが、「ほんの少しよいこと」を見つける視点です。
どんなに厳しい状況でも、必ず何か小さな希望の種は存在しています。それが解決の突破口になることは本当によくあることです。

その小さな光を一緒に見つけ出すプロセスこそが、支援の場を「楽しむ」ことにつながるのだと思います。
問題に押しつぶされるのではなく、可能性を探す時間として相談の場を捉えれば、自然と「支援の本質に行き着く」はずです。