あいち機構でのマネージャ相談でした。
一日通じて、たくさんの方からたくさん元気がもらえた日でした。
みんなに教えられ、気付かされて、価値のある1日は、詳しく書きたいことばかりです。

その中でも、自分に最初に相談された時から、すごく変わられた方がみえます。
Zoomの画面に映った瞬間に、思わず「元気が伝わってきますね」と言ってしまいました。

最初に相談をされた時のことを思い返しましたが、どんな悩みがあって相談にみえたのか想像もできませんでした。
それだけ、眩しいほどに「元気が伝わってきますね」って感じです。

話を伺うと、当時は溢れる「情報」に押しつぶされそうだったとのことでした。
それは、経営をするという情報やマーケティング情報(特にSNS)など、起業した以上「ちゃんとしなくてはいけない」と思われていたそうです。

しかし、自分自身の「あり方」を描いて、それに向かえるように「大切なモノ」に絞ったそうです。
そのモノとは、「人」だったり、「時間」だったり、「価値」だったり…。

最初に見えた時、相談内容は「IT」でしたが、ITの「やり方」ではなく、この方の「あり方」について一緒に議論していたことを思い出しました。
「ちゃんとしなくてはいけない」という呪縛から自分を時に「元気になれた」そうです。

情報を集めれるだけ集めて、全方位的に「ちゃんとする」のは本当に大変だったとのこと。
自分の精神的に必要な情報に絞って、自分らしく「ちゃんとする」ことはできるとのことです。

自分の精神的に必要な情報にアンテナをはるのはとても難しいことです。
なぜなら、みんながやっている情報を集めて「右へ倣え」の方が、「やり方」の模倣なので楽です。

しかし、「右へ倣え」は、やがて競合ビジネスは飲み込まれ、さらに「自分ではない自分をつくる」ことになることも多く、やがて苦しくなってしまいます。
自分自身の「あり方」を描き、その実現にチャレンジし、生き生きと変化を続ける姿が、「元気が伝わってきますね」になったのでしょうね。