大阪のIT企業様の今年度の階層別研修「システム開発における定量的見える化」研修の資料作成に没頭していました。
先週の大阪出張でお伺いした企業様ですが、久々の対面研修での訪問で驚くほどあたたかく迎えてもらえてモチベーションが爆上がり中です。

社長や専務に「またテーマで無理を言って申し訳ないです」と言われました。
この企業様からの要望は「全面新規」になることが多いですが、研修のヒットコンテンツになることも多くて感謝しています。

テーマは必然的に新規が多くなりますが、研修コンテンツはそんな簡単には作れません。
到達目標の実現検証、他研修との整合、事前の調査、ストーリ展開、演習課題設定など…すべきことが多いからです。

自分の中では「各人が一つでも気付きを持ち帰ってもらえればよい」のがセミナーで、「参加者全員が到達目標に至ってもらう」のが研修という違いがあります。
「ITトレンド」や「ネット集客」のように中間的なテーマも多いですが。

そんな訳でセミナー資料は趣味の延長のようにワクワクして作っていますが、研修テキストは慎重になります。
今回のテーマである「システム開発における定量的見える化」は、特に慎重になっています。

それは、このテーマは絶対的に必要だと気付いている人は多いですが、なかなかプロジェクトで根付いていない場合が多いからです。
理由としては「定量的見える化」のためのデータをとったり、メトリクスを管理したりするのがプロジェクトの「重荷」になってしまうことがあるからです。

自分も今回の資料作成で一番気を付けているのが、単なる「理想論」にならないようにすることです。
コンサルタントの端くれとしてデータの必要性は痛感しています。

しかし、「理想論」に従って過剰にデータや収集を行うと、間接作業が増えてしまいプロジェクトが回らなくなります。
その丁度良いバランスは、プロジェクトや組織によって異なります。

ここで、「理想論」を押し付けてしまい「重荷」にならないように留意したいです。
「定量的見える化」も、自分たちのペースで少しずつ出来るようになり、いつの間にかプロジェクトが体質改善していた…という流れを伝えたいです。

それにしても、考えること、すべきこと、調べることが多すぎて、キャパオーバーしている気がします。
しかし、今回のテキストも土日で頑張って20%程進捗しました。あ、こういう感覚的な数字が「定量的見える化」を破綻させますね…。