名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。
自分もいろいろと熱い人、アイデア、仕組みにふれて気合いが入ります。

今回のIT専門相談はそもそものビジネスプランの話に貼る場面が多かったです。
IT専門相談なので、ITに関する相談をしないと配慮いただいたいていることも多そうです。

「まだITというよりビジネスプランが固まっていませんが…」と言われる方も見えますが、全く気にする必要はないです。
そもそもビジネスプランを形にしていく支援をするのが「相談」の場です。

今回はネット集客についChatGPTて、Bardを活用することが多かったです。
主に使う場面は「キーワード、ハッシュタグの提案」「動画やカルーセル投稿のシナリオ」「見えない顧客ニーズの仮説」です。

どれも共通するのは、どれだけ場面設定を詳細・明確にChatGPT、Bardに伝えるかです。
「前提条件」「質問意図」を伝えるのは当然のことですが、大切なのは「質問の掘り下げ」です。

回答がズレている…と感じた時に「何がズレている」かを言語化・理由化できることが必要です。
「なんとなくズレている」では、ズレを修正する次の質問が続きません。

生成AIとの会話に必要なのは「論理」だと考えます。
「論(主張)」と「理(理由)」を伝えることで、AIとの会話が成立します。

「なんとなく…」という「理」がない主張は、AIにとっては意味不明で回答の修正には至りません。
これは、人にとっても同じことです。

主張する本人が理由もわからず主張するのは、論理的再現性がなく単なる感覚の伝達です。
「いわゆる伝言ゲームの罠」でさまざまなトラブルの根源になります。

会話AIとのやり取りで再現性の高いプロンプトを試行錯誤するのは、様々なビジネス場面で役立ちそうです。
少なくとも、伝わらない時に「相手の理解力が足りない」という他力一辺倒になることはないと思います。

水曜日、木曜日の研修に向けて、富山に前日移動しました。
前回の富山と違って2泊なので、美味しいものを食べて、富山の街を楽しみたいと思います。