午前は事務所でリモート相談、午後からは常滑商工会議所でIT専門相談を行ってきました。
一日を通じてGemini3Pro、NanoBananaProを活用して回答する相談が多かったです。

例えば、商品をもっと見つけやすく、購入したくなるような陳列にしたいとのことでした。
現在の陳列の写真をお持ちだったので、「もっと分かりやすく、より購入したくなるレイアウトに」とお願いしてみました。

かなりすっきりしたよい陳列案の写真をいくつか出してきました。
言葉だけの説明と違って、画像で陳列の様子が視覚的にイメージできるので、どういう風に変えればいいのかが明確になります。

さらに一歩進んで、現状と改善後の画像を比較してもらい、「どういう順番で作業をすれば効率的に変えられるか」と質問しました。
期限と予算も入れば、効率的で具体的な改善の作業手順まで見えてきます。

また、ライブチャットを使って現場の陳列改善を、映像を通じた会話で改善する方法も伝えました。
リアルタイムで改善案をやり取りする方法は、アイデアの発想が拡がっていきます。

他にも製品デザインの改良についての相談がありました。
これも製品写真を取り込むことで、機能やデザインの改善案を色々と提案してくれます。

私自身は製品デザインの専門家ではありません。
しかし、相談者の方は製品デザインの専門家だったので、AIの提案を良い助言と悪い助言の判断がつき、「良い提案は使える」と話していました。

その道の専門家がAIを使う時の一つのポイントがここにあるように感じました。
AIの提案を専門的な視点でフィルタリングすることで、実際の改善に向けての実用的なアイデアを効率的に選別できるわけです。

他にもチラシ作成の相談があり、これもNanoBananaProで案を作成しました。
ただ、少し使いすぎてしまったのか有料版ですがNanoBananaProがダウングレードしてしまいました。

NanoBananaProはGensparkでも使えるので、そちらで代替してチラシ案を作成しましたが一つ学びがありました。
生成AIが業務に入り込んでおり、AIツールが使えなくなった時の体制を整えておくことの大切さを感じました。