毎年恒例になっている四日市商工会議所にこもってビジネスプランと向き合う日でした。
生成AIの使い方が「とりあえず入れておく」ではなく、きちんとプランの価値を上げる形になっていたことが印象的でした。
机上の空論ではなく実務で回るようにビジネスプランに取り入れられていると感じました。
5つほど共通的な使い方があると感じたのでメモをしておきます。
一つ目は、「実行に落ちている」ことです。使う場面が具体的で、すでに試しながら回し始めているプランが多かったです。
「生成AIで業務効率化します」だけでは終わらず、現場で動かせる形まで落とし込まれているのが強いです。
二つ目は、「目的→AI→成果の筋が通っている」ことです。
AIを使うことが目的ではなく、解決したい課題とそのKPIから逆算してAIの使い方が設計されていました。
たとえば、時間短縮、成約率の向上、顧客満足度の改善、品質の安定化などです。
測れる成果を見据えた設計になっているプランが目立ちました。
三つ目は、「どこをAIに任せ、どこを人が見るかが決まっている」ことです。
いわゆるHuman-in-the-loopの考え方です。
AIが出した結果を誰が確認するのか、承認フローはどうするのか、例外処理はどう扱うのかが明確です。
任せどころと責任の置き所がはっきりしているので、品質が安定しますし、トラブルが起きたときの対応もスムーズになります。
四つ目は、「データ・入力の設計が現実的」であることです。
AIに良い仕事をさせようと思ったら、入力の質が何より大事です。
必要な情報が揃うように、プランの中にデータを入れ込む仕組みが考えられているものが多かったです。
AI以前の「入力の品質」まで手当てしているのが、とても実務的で良いなと思いました。
最後の五つ目は「リスク・ルール込みで動かしている」ことです。
個人情報や機密情報の扱い、著作権への配慮、誤情報への対処、チェック体制の整備などです。
攻めだけでなく守りのルールまで組み込まれているプランが増えてきました。
これは、生成AIの活用が単なる実験段階を超えて、事業として成熟してきている証拠だと感じます。




