名古屋市新事業支援センターでIT相談マネージャーの業務の日でした。
いろいろな方の相談に乗る中で、自分自身の反省点に気づくことがありメモしておきたいと思います。
相談業務をしていると、つい張り切ってしまうことがあります。
せっかくだから、たくさんの情報をお土産として持ち帰ってもらいたい。そんな気持ちから、あれこれと情報を詰め込んでしまうのです。
たくさんお土産があったほうが喜んでもらえる。そう思ってしまうのは、ある意味自然なことかもしれません。
もちろん、有益な情報をたくさん提供できればそれに越したことはありません。
しかし、改めて感じたことがあります。それは、本人の納得に勝るお土産はないということです。
一方的に情報を渡すのとは違って、相談者自身が心に落とす納得には時間がかかります。
それは、相談者が情報を自分事として整理し、自分の役に立つものへと発想を転換する時間です。
この時間が十分でないまま先に進めてしまうと、役立ちそうな情報はもらえたけれど、さて何をすればいいんだろうか…になってしまいます。
これでは、相談の場をより良くするという意味では、不十分だと言わざるを得ません。
その対応策としては、基本ですが相手の反応を見ながら進めることだと思います。
今渡している情報が、自分ではなく相手にとってどれだけ価値のあるものか。そして、その価値ある情報に転換する時間が取れているのか。
このあたりをもっと気をつける必要があると感じています。
さらに言えば、相手の心は外見からではわかりません。それを知るためには、質問力を磨く必要があります。
相談者が納得して使えるレベルまで落とし込めているのか。それをさりげなく確認する。これも時間がかかることです。
相談の時間は1時間と短いものです。
その時間を有意義にするためには、情報をお渡しし、納得してもらい、使えそうかを確認する…のサイクルを大切に繰り返すことだと思います。




