あいち機構でマネージャ業務の日でした。
コンサルをしていてよく感じることで、ブログにも定期的に書いていることがあります。

それは「正論が正しい」と思いこまないことが大切だと思います。
自分も気を付けないといけないことです。

「正論」を振りかざして相手の反論を許さず、得意げになっている人と会うと気の毒に感じます。
「正論」を振りかざして相手が黙ってしまうのは「これ以上話してもわかってもらえない」と諦めてしまったからのように見えます。
これから先、分かり合うことは難しいと思います。

そもそも「正論」って何かよくわかりません。
「正論」って一方向(自分)からみてだけの「正しい言い分」だと思います。

一方向からだけの「正論」を言って相手の反論を閉ざすのは、決してその人の頭がいいのではありません。
相手にも相手の「正論」があることをわかっている人の方が、よほど頭がいいと思います。

一方向からだけの「正論」をいつもねじ込まれていると、相手は「この人と分かり合うのに労力を使うのは疲れた」と思い黙ってしまうと思います。
自分なりの「正論」を言っているつもりで一人ぼっちになってしまうのは、とても悲しいことです。