某政府系金融機関での専門家派遣でした。
自分にとっては、ほぼ地元です^^

自分が企業の状況を考える時に使うツールのひとつがBSC(バランススコアカード)の4つの視点です。
KGIやKPIはPDCAサイクルをまわす際に有益ですが、それ以上に自分にとって重要なのは4つの視点のつながりです。

4つの視点は、いまさら言うことではないですが 「財務の視点」「顧客の視点」「内部プロセスの視点」「学習と成長の視点」です。

最終的には経営者は「財務の視点」で判断をします。
ただし「財務の視点」だけで判断をすると、そこに行きつくプロセスとの寸断が起きることがあります。

「財務の視点」は極端に言えば「売上アップ」と「コストダウン」です。
経営指標をたくさん並べ過ぎるのは難解にするだけで、経営者のやる気もそうでしまいます。

大切なことは「財務の視点」をよくするために何をするかということです。
逆に言えば、何をすれば「財務の視点」がよくなるかということです。

例えば「売上アップ」は「顧客の視点」で、「コストダウン」は「内部プロセスの視点」です。
「顧客の視点」で「売上アップ」につながるプロセスを明確にし、「内部プロセスの視点」で「コストダウン」につながるプロセスを明確にします。

そして「顧客の視点」「内部プロセスの視点」という内外の活動を底上げするのが「学習と成長の視点」です。

この各視点でのつながりを図解にする(戦略マップを描く)と、すべきことが見えてくることが多いです。
BSCは古典的なツールですが、とても有益だと感じています。

お昼は、なぜか無性に食べたくなったコンビニの「天津飯」です。
コンビニに入って、買って、食べて、7分で出て来ました。
身体によくないですよね( ノД`)