新入社員研修の自分のパートである「システム開発と運用」の4日間がスタートしました。
最近体力が落ちているので、気を抜かないようにペース配分に気を付けて、全日程を完了するまでは、完全にこちらに集中です。

この科目は自分の体験を踏まえて「SEの仕事ってなんぞや」を伝える研修です。
SEの様々な仕事を、演習という体験を通じて「感じてもらう」ことが目的です。

自分は、新入社員の時は「システム運用・保守」からのスタートで「プログラムを組む」機会がとても少なかったです。
ただ、当時のトラブル対処的な「システム運用・保守」では、お客様に「謝る」機会はとても多かったです。
そこから関係性を築く訓練ができたのはラッキーだったと思います。

その後、中小企業向けの業務システムをWindows3.1でVisualBasic2.0でプログラムを組む機会が与えられた時には天にも昇る気持ちです。
N88-BASICしか知らない自分からしたら衝撃的でした。

それが嬉しくプログラムをつくることへの関心が膨張して、「お客様の望むシステムを構築する」意識は思いっきり欠けていたと思います。
大いに反省です。

業務系システムにおいては、プログラムを組むこと以上に「業務を整理整頓し、困りごとを解決する」ことが、SEとしては大事だとわかりました。
そんな、SEの基本中の基本を、4日で新入社員の皆さんに演習を通じて体感してもらえると嬉しいです。

余談ですが、新入社員研修の始まる朝は、研修会場の近くの神社に参拝をします。
こういう参拝って、一回参拝するとついつい継続してしまいますね。