愛工大の講義も11回目で、通常の講義は次回で最後です。
今回のテーマは「ITトレンド」で、「IoT」「AI」「RPA」「AR /VR」…的な話になります。

「ITトレンド」がテーマだと、学生も楽しそうに聴いてくれます。
暑くて意識が飛びそうな中で、なんとかそれで意識を保っている感じです。

講義の最初に何に関心があるか聴いてみた結果、「AI」「AR /VR」「5G」などは、特に関心があるようです。
ただ、「IoT」「ビックデータ」「RPA」になると、少し関心が薄いようです。

関心が薄いと言うより、自分達への関わりのイメージがわいていないのだと思います。

ITトレンドは、「ITの最新技術」ではありません。
ITに関する最新の「ニーズの流れ」だと考えています。
「ITの最新技術」であっても、「ニーズの流れ」に合わなければ、ITトレンドにはなり得ないのです。

「ニーズの流れ」から考えると、ITトレンドを学ぶ必要性が分かります。
そこで「IoT」も学生がイメージできるニーズから「つながる」というテーマにからめて、「変わるであろう未来」の話をしました。
食いつきが格段に変わりました。

コンサル場面でも「最新のITなんてまだ先で、うちには関係ない」といっている方にも翻意を促せますがもしれないと思いました。

また「RPA」に関しては、業務システムを見たことがない学生にとっては、関心が低くて当然です。
そこを無理に「業務システム」推しでいってしまうと「難しい話」で終わっていまします。

こちらは「無料」で使える「RPA」ツールである「PowerAutomateDesktop」の簡単なデモをしました。
「業務」ではなく、大学でも使っている「EXCEL」「メール」「Web」などの日々の作業を自動化できる…と言うことがイメージするキッカケになります。

説明した時、相手の腹に落ちていないと感じた時、こちらの話の題材が、相手にとって無関係の題材になっていることがあります。
無関係の題材を自分の腹に落とし込める人はそうはいません。

そんな時は「相手の理解力が足りない」と、一方的に決めつけないようにしたいです。
そこで他責に逃げ込むと、一歩も動けなくなってしまうからです。

「自分の説明力が足りていない」と考えると、自分の成長のヒントが見つかるかもしれません。
そして、相手に納得してもらえる話しができるようなれれば嬉しいです。

ひさびさの「いなやのみそ中華」です。
リッチにチャーシューもトッピングして大満足です。

ちょっと平和公園でリフレッシュです。