名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。
1日を通じて感じたことが、相談者の皆さんの生成AI活用レベルがすごく上がっているということです。
ある方は、サーバーの設定で自分が把握している問題点を生成AIに問いかけたそうです。
レンタルサーバーの設定の問題点を見つけ出し、その設定を変更したとのことです。
また別の方(相談者ではないです)は、顧客から議事録作成の効率化について問われたそうです。
PLAUD NOTEの紹介をして、お客さんの議事録作成の効率化を助言したということです。この方はIT専門家ではありません。
その他にも、動画の生成に生成AIを活用していたり、SNSのコンテンツ作成に生成AIを活用していたりする方もいました。
日常の検索もGoogleではなく、Perplexityを使っているという方や、「今回の資料はGensparkで作ってみました」とパワポ資料を見せてくれる方もいました。
さらに自分や顧問先の悩み相談にChatGPTを使っているという方もみえました。
「そのまま返してくれて、全肯定がいいのよね。ちょっとうざい時もあるけど」と話してみえました。
生成AIを活用することが日常的に起きているという感じです。
その人たちの生成AI活用方法がいずれも正しい使い方で、生成AIの回答に自分を委ねているという人はほとんどいませんでした。
あくまでも生成AIの結果を自分の仕事の一部として、その最終責任は自分で取るような人ばかりです。
生成AIが世の中に広まって、もう3年経ちます。
最初の頃は、問いかけても使えないとか、間違うことを言うとか、レベルが低いとかの声が多かったのです。
そういう声も残っている一方で、正しい使い方をしている人も増えてきています。
これから生成AIがなくなるということは多分ないと思います。
そうなってくると、正しい使い方を意識しつつ、著作権や情報漏洩、倫理的な問題、そういうところを意識しながら使っていくことが望まれるのかなという風に思います。
夜はN氏とUPUPの会のテーマを決める飲み会をしました。
相変わらず簡単なテーマは許してくれそうもないので、とびっきり難しいテーマを提示していましたが、自分自身も何を話せばいいのかわからず振り出しに戻りました。




