名古屋市新事業支援センターでのITマネージャー業務でした。
IT相談から、ビジネスモデルの相談へ、そして最終的に人生相談に派生することがよくあります。
ビジネスを進めていると、やっていることが本当に「自分の目指したい姿」か分からなくなることがあります。
そのままがむしゃらに進むのも一つの方法です。
ただ、少し立ち止まって一度整理し「見える化」することも大切なのではないかと思っています。
特に個人ビジネスの場合、ビジネスだけを考えていても心配事は発生することがあります。
この心配事の一つに、ビジネスモデルと自分のこれからの未来の関係性があります。
個人ビジネスの場合、ビジネスモデルの発展は自分の成長とイコールであることがほとんどです。
ただそれだけでもないように感じます。
ビジネスモデルの発展と自分の成長がなかなか結びつかない場合もあります。
それは、間にもう一つ大切な要因があるからです。その大切な要因とは「家族」もしくは「仲間」だと考えています。
自分自身の想いを実現するためにビジネスを進めている。これはとても良い状態です。
ただ、そこに「家族」もしくは「仲間」が入っていないと、モヤっとする気持から心配事になることがあります。
ビジネス、家族、そして自分…は個人で起業する場合は、どれも外してはいけないテーマです。
逆にその3つを考えた方がビジネスモデルがうまく回ることも多いです。
そんな時、その3つの関係性を示した未来地図を書くことを勧めています。
そのビジネス、家族、自分の未来地図の中心は自分です。
なぜなら自分が幸せになれば、家族や周囲の人たちもきっと喜んでくれるからです。
自分の目指す姿をまとめ、それを家族やビジネスでどう実現するか、それを家族とどう進めていく…。
それを一つの未来地図にまとめて周囲に伝えてみると、不安が減るのではないかと思います。




