長久手市商工会での専門家派遣でした。
最近よく窓口相談や専門家派遣の現場で感じていることを書いてみたいと思います。

窓口相談や専門家派遣で定期的に支援をさせていただいている方々が結構いらっしゃいます。
そうした方々に共通して素晴らしいのは、一緒に考えたことを次回の相談までにしっかりと実践してくださることです。

当たり前のことと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、これは実は非常に貴重なことです。
相談者の方にとっては、新しい取り組みを始めることは決して楽なことではありません。

それでもその中から「やってみたい」と思うことを見つけ出してくださって、一生懸命に取り組んでくださいます。
ネット集客の支援の場合は一つの特徴があります。

それは公開されているSNSやホームページなどを通じて、その取組を相談時以外でも見ることができることです。
流れてくるSNSで工夫や取組が見られると嬉しくなりますし、次の相談が楽しみになります。

画面越しに見える小さな変化や改善点から、相談者の方の真剣な取り組みが伝わってくるのです。
これは支援者冥利に尽きる瞬間でもあります。

相談業務というのは、支援者の一方的な話では何も進まないものです。
相談者という主役がいて、支援者がその脇に立って、相談者の希望に近づく方法を一緒になって考えていくものだと思います。

相談者の方の積極的な取り組みがあってこそ、支援の効果も出てくるのです。
日々の相談業務の中で、こうした協働関係の大切さを改めて実感し、嬉しくなります。

あっと言う間にお盆も終わり「おしょろいさん」の送り火をしたり、「おせがき」で料理をお寺におさめたりしました。
さらに久々の笠寺にある「西龍恵土」で焼き肉を食べました。相変わらず美味しいです。