名古屋商工会議所のエキスパートで、がっつり生成AIの支援を行いました。
会社PRに画像や動画の生成AIを活用したいとのことで、3時間をじっくり使って体験と検証の時間となりました。
まずは生成AIを使ったコンテンツ制作の全体像を整理しました。
大きく分けると「シナリオ作成」と「素材作成」の二つに分類できます。さらに素材作成については、さらに画像生成、動画生成、図解生成の3つの要素に分けて説明を行いました。
生成AIのサービスは多様化しできることや特徴がわかりにくくなっています。またAIサービスとAIモデルの関係も複雑化しています。
闇雲にツールを試すのではなく、まずは全体像を把握することが大切だと感じています。
そして今回はGoogleが提供するサービスについて説明を厚めに行いました。
Nano Bananaは実際に操作していただき、画像の生成だけでなく、既存の画像を取り込んで修正する方法を体感してもらいました。
Veo3については、無料版のGeminiでは使用できないため、Google AI Studioでの動画生成手順を説明しました。
あと、ホットなSora2については無料版では使えないため、デモのみを行いました。
動画よりも音声の滑らかさに驚かれていました。動画だけなら人物写真からも動画生成できるVeo3の方が可能性が広がりそうです。
そして生成した画像や動画の素材を組み合わせることも重要です。
ClipChampやCanvaで複数の動画を結合する方法や、キャラクターと背景を重ね合わせるレイヤー機能について説明しました。
生成AI技術は日々進化しており、新しいツールやサービスが次々と登場しています。
完璧なツールは存在しませんが、全体像を把握してそれぞれの特性を理解して適切に使い分けることで、効果的な活用ができます。
最後に今の段階で気になる生成AIトレンドをきかれたので、OpenAIの AIエージェントエディタ、GoogleのOpalをあげました。
サービスやタスクをつないでデジタル化をするツールです。これからデジタル化、自動化の鍵になるツールになると思います。
余談ですが、翌日の研修のため大阪に夕方に前日移動しました。最近は一日仕事を終わらせてからになることが多いです。
今回は明るいうちに移動できて少し贅沢な気持ちになりました。




