長崎での「チームリーダーのための教える技術」研修の1日目でした。
この研修はティーチングやコーチングの視点から人に教える技術を。色々な方面から伝えていく研修です。
その中で相手に分かりやすく伝えるというどちらかというとロジカルシンキングに近い内容があります。
言いたいことを整理する時に定番とも言える「ロジックツリー」を使うことを勧めています。
自分の言いたいことを「論(主張)」と「理(理由)」で掘り下げていきます。
言いたいことを論理的にまとめるには非常によいツールで、私もよく愛用しています。
特に自分の言いたいことが「論」と「理」でうまく繋がりながら掘り下げられているか、ここを検証することは大切です。
そこを生成AIも手伝ってくれるようになっており、とても助かっています。
ある程度の言いたいことやその理由を作成し、それをお願いすれば論理ピラミッドの形で整理してくれます。
また、自分の言いたいメインメッセージからの掘り下げで理由のいくつかが明確になっていない場合はその提案もしてくれます。
その理由に納得すればその理由を使えばよいわけです。
自分の場合は図解が好きなので、Claudeを使って論理ピラミッドの図解まで落とし込んでもらっています。
その後はプロンプトで微調整したり、SVG形式で吐き出して手で調整をすればよいわけです。
ただ、今日はClaudeの機嫌があまり良くありませんでした。いつもは「図解でお願い」とすれば素直にアーティファクトで図解してくれてます。
ところがご機嫌がナナメみたいで素直でありません。SVGのコードを吐き出し「どうぞ!」などと言ってきます。
なかなか言うことを聞いてくれないので「アーティファクトで図解まで表示して」とプロンプトに含めるとちゃんと表示してきました。
「融通の利かないのは生成AIだなぁ…ちゃっとやってくれよ」と思わずつぶやいてしまいました。
その後にふと自分の作った研修テキストをみると「相手には『ちゃんと』といった曖昧ではなく具体的に伝える」とありました。
生成AIに伝えるときも人に伝えるときも曖昧ではダメということです。
自分の作ったテキストに教えられて、少し恥ずかしくなりました。受講生もその会話の流れをみていたので、少し研修会場が和みました。
もう1日、頑張ります







