長崎での三日間の出張から戻りました。今回も充実した時間を過ごすことができました。
研修そのものの手応えはもちろんですが、それ以上に、長崎という街から得られたものが大きかったと感じています。
今回の受講生は、とても熱心な方々でした。
質問が研修のカリキュラムに関するものだけでなく、私自身の実践している仕事のやり方についてのものも多かったです。
「情報収集・活用方法」「悩んだ時の脱出方法」「難しい人との接し方」「プロンプトの精度をあげる方法」など、テーマは多岐にわたりました。
途中からは、受講生の方も「もはや研修と関係ありませんが」と前置きしながら質問されるようになりました。
質問をいただいたとき、その場で簡単な資料を作成し、プレゼントすることがあります。
これが予想以上に喜んでもらえます。
おそらく、自分の質問に対して、その場で形にしてもらえたという特別感があるのだと思います。
既製の資料ではなく、その人のために作られたものという実感が、満足度を高めるのかもしれません。
研修も楽しかったのですが、長崎の二泊三日の一人旅も存分に楽しみました。
まずは食事です。長崎といえばちゃんぽんとトルコライスということで、三日間でちゃんぽんを三食、トルコライスを二食いただきました。
地元の方が通うようなお店を選んで訪れたのですが、どこも安くて美味しく、長崎の食文化を心から堪能できました。
一方で、観光地を歩いていると、インバウンド向けなのか驚くような価格設定のお店も目につきました。
今回は時間を見つけては、長崎の街をいろいろと歩きました。
浦上教会、平和公園、爆心地公園、大浦天主堂、グラバー園、中華街、眼鏡橋など、気づけば三日間で二十二キロも歩いていました。
街を歩きながら感じた長崎の歴史と文化、そこから得られた何とも言えないパワーは、今回の出張で得た最大のお土産かもしれません。
仕事で訪れた場所だからこそ、その土地の文化や歴史に触れる時間を大切にしたいです。
想定外だったのは、長崎の混雑具合です。
空港行きのバスが満席で乗れないと言われたときは、飛行機に間に合うのか本気で心配になりました。
長崎では「ポケモンGOワイルドエリア」という大きなイベントが開催されていたようです。
ポケモンGOにまだこれほどの集客力があるとは知りませんでした。そう言えばスマホを手にした人たちを多く見かけました。
充実した三日間でした。研修での受講生との対話も、長崎の街での体験も、どちらも私にとってかけがえのない時間です。
出張で仕事以外にもよい時間を過ごせると得した気分になります。




