4/20より愛知県も「まん延防止措置」が適用されるということで、迷い迷って4/23の愛工大第2講もオンライン(オンデマンド)講義にすると決断しました。
先が見えない状況ですが、リスクは少しでも減らした方がよいと考えました。

そんなわけで、「講義動画の撮影、編集、受講マニュアル作成」をしていました。
今更ですが、マイクが届いたのでしゃべりやすくなり、嬉しいです。

前、テレビで「大学は撮影された動画を流しているだけで授業料は同じ!」ってやっていました。
しかし、毎回、新しく撮影している(IT系は最新情報は必須)ので、対面講義より大変です!…ってことをちょっと声を大にして言いたかったです。

話は変わりますが、個人コンサル(ビジネスカウンセリング)のお客さんであるカウンセラーさんから「私はDXって関係ないですよね」って言われた…という昨日のブログの続きです。

また長文になってしまいましたm(_ _)m
時間のある方だけ、読んでくださると嬉しいです。

自分は小規模事業者、個人事業主のDXのポイントの一つは「スマホやタブレット活用」だと思ってます。

小規模事業者、個人事業主は強みの一つは「機動力」です。
これは動きが素早いというだけではなく、事業内容が絞られているので的を絞ってDXできることもあります。

また「ノウハウの属人化」は普通「弱み」として語られますが、小規模事業者、個人事業主は最初の段階では「強み」になることも多いです。
ただし、小規模事業者、個人事業主が大きく成長する際には「弱み」になります。
…なので、まずは「ノウハウの属人化」を「強み」として活用して、成長する前にDXで「ノウハウの属人化」をDX視点で解消しておくと良いと思います。

そして弱みの一つは自分(経営者)自身でやることの多さによる「時間のなさ」です。

この小規模事業者、個人事業主の「機動力」「ノウハウ活用」という強みと伸ばして、「時間のなさ」という弱みを克服する一つの方法が「スマホやタブレット活用」です。

DXに向かう最初の段階は「情報のデジタル化(デジタイゼーション)」です。
自分がそうですが「後でデジタル化しよう」と思っていても、お酒の誘惑に負けて寝てしまいます。

その場でデジタル化することが「情報のデジタル化」のポイントです。
さらに「業務プロセスのデジタル化(デジタライゼーション)」もその場でできれば最高です。

スマホやタブレットは常に持ち歩いており、サッと取り出すことができます。
自分のDXにおいてスマホやタブレットの役割は「今をデジタル化する」ことです。

相談されたカウンセラーさんは、相談者記録(カルテ)の作成、管理に時間がかかりすぎていると言われていました。

自分も以前には同じような悩みがありましたが、今は解決できました。

自分は相談者記録(カルテ)はiPadで図解化しながら相談者と一緒に作り上げていきます。
そして、終わったらその図解を相談者にメッセージし、図解はEvernoteに蓄積して終了です。
ただし、行政での相談は別途文章での報告が要ります(これは当然です)。

EvernoteはiPadでの「手書き文字検索」も賢くなっています。
念の為、カテゴリー、タグなど検索に必要なキーワードは入れておきますが、それが無くても、後々に必要な情報に十分たどり着けます。

このやり方であれば今の面談内容をリアルタイムに共有しながらデジタル化することができます。
これで、相談者記録(カルテ)の作成、管理に時間がかかりすぎていることはある程度解決できます。
さらに閃いたアイデアなどもEvernoteでその場で蓄積ができる方法を伝えたら、早速やってみるとのことでした。

スマホとかタブレットは「機動力アップ」や「時間の効率化」の道具として使われてきました。
それはもちろんですが、さらに「画像認識」「音声認識」といった、アナログ情報をデジタル化するツールとして考えると、DXでの活躍場面は格段に増えると感じます。