誰かに改善してほしいことを伝える場合、二通りの言い方があります。

「~だからダメなんだ」と 「~をすればよいと思う」です。

「~だからダメなんだ」という表現を使う人は単なるクレーマーですね。
文句を言うだけなら誰でも言えます。
無責任な批評家です。

上手くいかなかった出来事を批評するのは、とても簡単なことです。
見えている失敗に対して、文句をつけてばいいのですから、なんとでも言えます。

「~をすればよいと思う」は提案者です。
それは、次へに進み方をアドバイスすることになります。
それが上手くいかなければ、方針の時点で責任は発言者にもあります。

文句を言うだけの人と、何かを生み出そうとする人では、どちらの言葉が聞き入れてもらえるかは一目瞭然です。

少なくともコンサルタントという職業は、「~だからダメなんだ」とだけを言っているようでは存在意義はないと思います。

文句をいっていればよい無責任な批評家は、スポーツ観戦を見ればわかるように掃いて捨てるほどいますからね。