1日の仕事を終えて、夜は診断士の施策研究会に参加しました。


毎年、1月は翌年度の「事業計画(話を聞きたい公的機関をピックアップ)」をする例会です。
何故か、自分が毎年その担当になっています。

昨年はZOOMで、GoogleJamBordを使いながら意見の集約を行って、なかなか楽しかったです。

今年は、みんな集まっての意見交換だったので、ありきたりの「ブレスト」でいいかって安易に考えていました。

そこで、前回の11月例会の終了時の施策研究会代表N氏との会話です。
代表N氏:「1月の活動内容の検討会、よろしくです。どんな手法でやりますか?」
宿澤会員:「そうですね。『ブレスト』しましょうか?」
代表N氏:「えー、ただの『ブレスト』 ですか(不満げ)? もっとなんかパーっと変わったのないですか?」
宿澤会員:「また、むちゃぶりを…(;^_^A) じゃ、 『ゴードン法 』なんてどうですか?」
代表N氏:「いいですね!  『ゴードン砲』!  『波動砲』みたいで! 」

…というこで、施策研令和4年活動内容の検討会は「ゴードン砲(法)」ですることになりました。

ゴードン法とは、通常のブレインストーミングの発展系です。
通常のブレストは、参加者に具体的な課題 (本来のテーマ) を提示するのに対し、ゴードン法では、幅の広い抽象的なテーマを提示します。

参加メンバーが、狭い固定観念にとらわれることなく、より自由奔放に飛躍的に発想を拡げて、画期的な結論を導き出すための工夫と言えます。

参加者の意見やアイディア、着想などがある程度出尽くした頃合いを見計らって、ファシリテーターが本来の課題をはっきり提示する二段階のブレインストーミングを実施します。

例えば…
本来のテーマが「新しい洗剤を開発する」であれば、最初に提示される抽象的なテーマは「清潔といえば」とかになります。
本来のテーマが「新型ファミリーカー」であれば、最初に提示される抽象的なテーマは「家族で過ごす」とかになります。

今回の施策研究会の例会では、本来のテーマが「よい企業になるにはどんな支援が必要で、それはどんな支援先か?」になるので、その前に抽象的なテーマとして「診断士のあなたの考える『よい企業』とは?」でブレストしました。
これまで、発想されなかったような支援機関(話を聞きたい機関)が結構出ていました。

あと、自分で墓穴を掘ったというか、施策を勉強するためには「DX的発想」も必要と感じて、少し付け加えました。
時間のない中、DX、ゴードン法、ワークの実施をしました。

結論から言えば、アイデアが溢れるように出るみんなとのワークは超楽しかったです。

残念なのは、コロナの影響で懇親会は自粛だったことです。
自分がコロナかかるのはまだ仕方がないとしても、対面セミナーとかも多いので人にうつすわけにはいかない状況です。
それでも、感染する時は感染すると思いますが、できる限りの細心の注意はしたいと思います。

仕方がないので、黙食で1人でチャーシューメンを一杯すすって帰ってきました。