自分が相談者からの問い掛けで非常に答えに悩む言葉があります。
それは「普通はどうなのですか?」「必要最低限ってどのレベルですか?」「よい方を紹介してもらえませんか?」の3つです。

特に「普通はどうなのですか?」という質問がよくあります。
そもそも「普通」という言葉は、状況や制約をある程度は設定したうえで平均的にどうかということです。
普遍的に当てはまる「普通」なんていう状況はあり得ないです。

しかし、逆に自分も「普通はどうなんですか?」って聞いてしまっている場合があります。
特に自分がその領域に疎い時に「普通は?」って聞いてしまう傾向があるようです。

…ということは、「普通は?」って聞いてくる人はその領域の知識が少なくてそう聞かざるを得ないのかもしれません。
きっと、不安なのだと思います。

そう考えると「普通は、どうなのですか?」という質問に対しても、何とか応えたいものです。
…なので「普通は?」と聴かれた場合は、質問などで相手が考える状況や制約を絞り込んで不安や疑問に応える姿勢が大切だと再認識しました。

「必要最低限ってどのレベルですか?」「よい方を紹介してもらえませんか?」という問い掛けも同じです。
言われる「必要最低限」がどのレベルか、「よい方」だけではなく「その人に何を求めているか?」を質問など絞り込むことが大切ですね。

ただ、自分は「殻」に閉じこもって交友関係が少ないので「よい方を紹介してもらえませんか?」は苦手ですし、安易には答えないようにしています。
逆に「自信をもって勧められるヒト」しか、お付き合いできない…とも言えます。