2022年の客先対応がすべて完了しました。
最後は年明けに行われる新規のお客様との研修の打合せでした。

年末の最終週にバタバタと新規のお客様からの研修依頼が入りました。
「もう、次年度の研修だろう」と気楽にと話を聴いていたら、年度内にやりたいという企業様が多かったです。

年度内は日程もほぼ埋まっているので、土曜日や夜間をつかっての対応になりそうです。
自分を追い込んでるなぁ…と思いつつも、大切なのは研修企画なので年末・年始に頭を捻ろうと思います。

振り返ると企画・提案といった自分の頭を捻る仕事が多かった1年だと感じます。
企画・提案は「依頼に答える」ではなく「期待に応える」ことが大切だと考えています。

依頼内容を聴いて実現方法を答える…だけでは、選ばれなくなっていると思います。
要望の言葉に見え隠れする期待に応える…ことができれば、やはり選ばれることは多いです。

お客様自身が、自分の依頼に自信がない(うまく言語化できてない)場合はよくあります。
とても困っている状況だけど、原因や対応策が見えていない…状態での相談は多いです。

そんな場合は、話を聴きながら状況を「見える化」します。
…すると、お客様が「そっか、自分が望んでいたのはそういうことだったのか!」と言われることがあります。

これが、要望の言葉に見え隠れする期待に応える…ということだと思います。
自分の依頼に自信がない状態のお客様に、その実現方法を答える…だけでは不安な状態が続いてしまうのが理由です。

お客様自身が「軽い驚き」と共に自身の本当の困りごとが明確になった時は企画・提案が通りやすいです。

先日「提案時に、面白そうだけどワクワクしない…って言われました」と落ち込んでいる相談者がいました。
「依頼に答える」ことは出来いるが「期待に応える」ことが出来ていない状況だと思います。