研修企画&セミナー資料作成の冬休みの宿題に真正面から向かっています。
子供の頃にこの勤勉な気持ちがあったらもっとちゃんとした大人になった気がします…。

その未熟な分だけ、この年齢になっても日々新鮮な学び・気付きがあると思えばいいと思います。
年末にある方(その時は相談者)が話していたとても印象に残る言葉あります。

「自分の才能は永遠になくならない泉である」という言葉です。
自分の足元には自分の才能が湧き出ている泉があり、その泉を掘れば掘るほど自分の才能は湧き出てくるイメージだそうです。

…にもかかわらず、どこか別のところに自分を助けてくれる何かがあると探してしまうとのことでした。
探して探しても見つからず、自分に戻って足元をみると自分を助けてくれる才能がポコポコ湧いていることに気付くとのことでした。

たしかに自分ではない外側の成功者を真似ることが成功の近道である…という気持ちは誰にでもあると思います。
コンサルやセミナーで「とにかく成功事例を教えてください」と言われるのもその現れだと思います。

その気持ちは悪いことではないと思います。
自分の助けてくれる何か(情報など)を、一生懸命探すのは当然の行動です。

しかし、それは「助けてくれる解答」ではなく「助けてくれるヒント」です。
一生懸命に自分の助けてくれる何か探して、「解答」はないと気付いて心が折れることもあると思います。

でも、その結果として「進むヒント」と「足元の才能」に気付いたとき次につながると思います。
そのための試行錯誤の苦悩は大きな代償になることはあっても、決して無駄ではないと思います。

「隣の芝生は青い」と感じるのでは仕方がないと思います。
何故なら、隣の人が芝生を青くするまでのプロセスの本当の努力は見ていないからです。

「隣の芝生は青い」と感じたとき、「羨ましいなぁ、自分にも降ってこないかなぁ」と安易な期待するだけでは変われません。
自分の芝生を青くするための「進むヒント」と「足元の才能」を確認できるといいですね。

そういえば、パオパオはよく自分の寝床を掘っていたなぁ。
写真は一緒に過ごした最後の年末年始(2020年12月)の写真です。
なぜか、年末年始になるといつもよりパオパオをよく思い出します。