まだまだ先の「IT投資の費用対効果セミナー」の資料作成をしていました。
正直驚きましたが、6時間での作業進捗がパワポ3枚でした…。
1枚2時間位づつかけて、濃い3枚を作っていたということです汗。

今回のIT投資の費用対効果というテーマは、ある意味では自分がIT系診断士として独立してからずっと取り組んできているテーマのひとつです。
視点の置き方によっては、膨大に言いたいことがあります。

1枚目が「IT投資の効果を検証するPDCA」です。
費用対効果なので、数値(KPI)を用いた仮説(計画:P)と検証(確認:C)という話になります。
ただ「KPIをつかってPDCAをまわしましょう」とうだけでは、実際には使えないです。

IT投資の投資対効果とは「経営課題の解決具合」で、その進捗が数値(KPI)で測られると考えています。
難しいのは経営課題の解決がどの数字(KPI)の改善によって測られるかの計画時の「数字の選択」だと考えています。

ここで実態に合った「数字の選択」ができれば、検証(確認:C)はし易いと感じます。
少し気を付けることは、管理の「P」「C」は管理者としては大切ですが、あくまで実行者の(実行:D)ためのものだということです。

2枚目が「アクセス解析からのHP・ブログの改善」、3枚目が「インサイトからのSNS改善」のそれぞれの全体像のパワポです。
どちらも、指標を使っての改善の進め方を1枚にまとめたものです。

セミナー資料には、途中途中にその章で言いたいことのサマリー(全体像)が入ります。
これからの内容を「予告する役割」と、これまでの流れとこれからの内容を「つなぐ役割」があり、パワポというスライドの紙芝居形式のストーリを整える大切な部分だと考えています。